While studying, it’s a little chilly, I guess…

梅棹忠夫の本で読んだ話。研究仲間がアフリカでフィールドワークをしていたとき、現地の少年に読書を教えていると、量が増えるにつれ風邪をひきやすくなったとか。相関関係を追ったわけではなく、統計を取ろうにも母数が少なすぎるので、あくまで体感的な話で、という注釈がついていたけれども。印象的だったので、すでにどこかで書いた気もする。

この4月から、腰を据えて本を精読する時間を頑張って取っているのだけど(本当は小分けにして毎日やるのがいいのだろうが、ついつい先延ばしにして締切直前に詰め込んでしまっている。反省)、本を読んでいると体が冷えてくる気がする。まあ、机の前に同じ姿勢で座り続けるわけで、体が温まる要素は皆無なのだけど、カーディガンなど羽織りながら、上の話を思い出していた。

週に一度のオンライン講義が終わるとその夜はドッと(本当にドッとという表現が相応しい)疲れるし、お腹はペコペコに空くし、脳がエネルギーをドカ食いする臓器というのは本当なのだな……と実感するひととき。