Regain

COVID-19 の間、たとえ直接罹患したとか医療に従事する立場ではなかったとしても、自分に及ぼす影響は大きかったのだなあと思う。動揺して気分が沈んで、それまでのようにSNSを更新できなくなったことを自分の弱さだと恥ずかしく思うこともあったのだけど、そんなもん、あんな未曾有の厄災の渦中にあって、それまで通りでいられる方が不思議だったのではないか。

当時は必死だったし、いろんなことを理不尽に感じて、やってられるか!と腹が立ったことも数知れず。神様がいるならこの閉塞から連れ出してほしい、と願った日々もあった。

でも、自分なりに一生懸命やってきたことが、意味があったんだなと感じられる出来事が続いて、とても嬉しいしホッとするとともに、そう感じられる自分の幸運にも感謝したい気持ち。社会で生きることの希望も絶望も、人との関わりの中にあるのだな。