小学校の休み時間が終わり、集団に紛れて教室へ戻ろうと靴箱へ走っていたら、角を曲がりきれず、鉄製の傘立てに額が激突。(その傘立ては省スペースに1クラス分の傘を納められるように、吊るすフックがついた背の高いものだったのである)
文字通り、目の前が真っ赤になり、周囲の学童は阿鼻叫喚、私はただ茫然として、気がつけば病院で緑色のシートを被せられ、縫合手術を受けていた。そのまま休めると思ったら、学校に戻され、残りの授業を受けることになってガッカリ。
病院に縁の多い子ども時代を過ごしたけど、意外にも手術と呼べそうなのはこれだけ。しばらくは気にしていたけど、いまはもう傷跡もわからなくなった。あの傘立ては安全面からいまではさすがに撤去されたのではないかと思うが、どうであろうか