So that’s what it is

なんでこうやって読まれるあてもほとんどない日記をずっと続けているのかしら、と自分で謎に思ってたんだけど、自分の現実を形に残してるんだなと思ったり。自分の書くものは文章だけじゃ大して面白くないんだぜ、という現実。まあ、手書きや写真があったところで、文章が面白くなるわけじゃないんだけど(悲報)

本当は、何気なく書く文章だけで味があったりじんわり面白がってもらえるような才能が欲しかったんだけど(mixi 隆盛だった折、学生時代からいいなーあんな風になりたいなーと憧れていた同級生がまさにそういうタイプなのを知って「やっぱり才能はキャラにも滲み出るものなのか」とため息をついた思い出)、私にはそういう文才はなさそうだ(残念)。ほんとはもしかして?とどこかで虫のいい望みを(未だに)捨てきれないでいるのも本音なんだけど、そうではないことも薄々わかっていて、事実が目の前にあったら否定できないでしょ、と、自分に証明しているような気もする。

これを書いている日にふとこの考えに至って、文字にすると悲壮な気分になるかな、と思ったけど、何だかそれを面白がっているような節もある。

長らく、正直じゃなかった。カッコつけようとするだけの文章じゃ、そりゃ味もクソもあるかって感じ。ここ最近、正直って何、という状態から、ようやくちょっと変化してるような兆しがある(気のせいじゃないといいな)。下手な文章をずっと書いてきたから、自分が正直じゃなかったということが身に沁みてわかって、下手でも自分に必要だったんだな、と感じる。

ほんとはもっと面白い文章が書けるよ!と、これまでの文章をリセットしたい衝動に駆られるけど、そういうのじゃ変われないんだろうな。いいんだ、つまらなさを引き受けていくんだぜ。