Slow-witted

郵便局の用事がてら買い物に出かけたら、ちょっと鈍くさい動きが続いた日。

後ろからきた自転車を避けようとしたら、左右の動きがかち合ってしまって、結果的に前を塞ぐうざい歩行者になってしまったり、すれ違った男の子が落としたリュックサックを渡すときに「はいどうぞ」と一声かけられなかったり、軒先でホースを出そうとしていた初老の男性がよろめいて後ろのブロック塀にもたれかかるのが見えたが(転んだり頭を打ったりしたわけではなかったけど)手も声も出せなかったり。

とりわけ珍しい出来事でもないし、誰一人として顔見知りでもないし、最後のは家の敷地の中のことで下手に踏み込めないし(ほとんど歩道との境目だったけど)、あんまりくよくよするのもそれはそれで差し出がましいというか気にするところがズレてるんだけど、もうちょいやりようあったやろ……と思わなくもないのだった。

過去、具合が悪そうにしていた小学生の子を、適確に手伝えなかった経験が尾を引いてるんだと思う。アクティブバイスタンダーという用語を使うのは正確ではないかもしれないけど、日頃からとっさの行動をイメージしたり訓練したりしてないと、動くこともできず、後悔だけが残るということを思い出したので、ひとまず人通りの多い道でぼんやり歩くのは意識してあらためるようにしよう。

そしてこのアクティブバイスタンダーの単語を思い出すのに、M5の手帳に書きためていたメモが役に立った😎