子どものころ放映されていたNHKのアニメ『太陽の子エステバン』が大好きだった(以前ブログに書いた気がするな、と思ったら、ガスパルとゴメスの名前の話だった)。以来、インカ文明にも得も言われぬ魅力を感じる。南米は未踏だけど。
黄金の都エルドラドを探して旅するエステバンたち一行が、とうとう黄金の大コンドルに出会う前夜、1日のその時間だけ(しかも理屈でいくとその時期だけ)差し込む太陽の光が扉を開ける鍵になる、という描写があるんだけど(盛大なネタバレすみません)、このからくりが大好きでな……。
先日の夕方、ベランダからふと周囲を見回したら、いまの季節のこの時間だけの角度で差し込む太陽光が、ビルの看板(多分。眩しすぎて正体不明)に反射してものすごい輝きを発しているのを見て、「うおおおエステバン!」と大興奮。もちろん、エルドラドの扉は開きませんけど。
いまの場所に過ごして長いけど、初めて気がついたかも(その場所にビルの看板(想像)ができたのも最近なのかもしれない)。一年のうちこの時期(と、春先の太陽が戻ってくる時期?)だけの自然&人工物のショーだと思うと、それだけで壮大にロマンティック🌄
ホクホクした気分でカーテンを閉めたのであった。