None of your business

車でスマホのカーナビを使うとき、音声ガイドが全く聞こえなくて困っていた。本体の着信音の音量は最大まで上げているし、アプリ側でも音声ガイドをオンにしているのに、画面は道路に追随してるにも関わらず、全然ガイドしてくれない。同じアプリを使っている連れ合いのスマホナビは普通に親切なのに。なぜだ。

と思ったら、一回でもスマホをBluetooth接続したことがあると、音声が全部車のオーディオ側に転送されるようになっていたことが判明。基本、カーオーディオは運転中はOFFにしているから気がつかなかった。カーオーディオが何度もスマホの通話機能に(勝手に)アクセスしようとするのがどうにも気味が悪くて、機器自体の登録を解除したら、音声がクリアに聞こえるようになったのである。なんだよ〜!私は休憩中に、スマホに入れてる音楽を車のスピーカーで聴きたかっただけなんだ!

仕事で運転中もしょっちゅう通話する必要がある人には「これがなくっちゃ」な設計なのかもしれないけど、私にとっては「余計なお世話じゃ!」案件でしかない。これがコンピューターを設計する人の考える「便利」なの?車側の問題かスマホ側の問題か知るべくもないが、文句は出ないのかね?と思ってググったら、出るわ出るわ、自動再生/自動接続をやめさせたい市井の声。ですよね!ザーッと見たところ、スマホ側の問題のかほり(知らんけど)。手っ取り早く解消するには、Bluetooth接続自体をぶった切るのが一番なようだ。最先端のデジタルデバイスの顔して鈍くさいな。

車の操作中や運転中に、自分の思いもよらない動作が起こって驚いたり焦ったりするのは安全上非常によろしくないと思うわけ。なにせ私が焦りやすいから。AI(を設計する大半の人々)の思うスマートさって、人間に対して親切かどうかという観点からすると、ちょっとピントがずれている気がする。いや私が浅学なだけかもしれませんが、浅学や不慣れな人を動揺させないのが親切ってことではないのかね。

と、イヤミババア(ジジイでもよい)は文句を垂れるのでありました。スマホが独りよがりで便利だの快適だのと謳う機能、ますます使う気が失せていくど。そこじゃねえ!と私は言いたい。