Psychological test

MBTI が流行っているという話を何ヶ所かで見かけた。私も過去に何度かやったことがあるけど(そもそも何回もやるものではないのかもしれない)(テストの性質をよく理解していない)、その度に違う結果が出たことだけ覚えている。

今回、ミーハー心でひさびさにテストの画面を開いてみたところ、質問の一つ一つに「昔はこうだったから今でもそうなるかもしれないけど最近の気分はこっちなんだよな……」「状況や相手によって程度が違うけどどれを想定したらいいのかな……」など、答えるより迷いや疑問が出てきて(長い)、全然進めない。

平野啓一郎が分人という考え方を提唱している。分人ごとにキャラがガラッと変わるのは珍しくないと思う(職場の同僚と家族の前で振る舞いが全然違うとか)。役割だと割り切れればその差にブーストがかかる場合もありそうだよね。「どういう分人の自分か規定して答える」と、自分の中の多様な自分が見えてきたりして?

と、何度選択肢を眺めても選びにくいので、頭の中はその理由探しに。演じていたり擬態していた自分がそうさせていた(無自覚だった)、ということに気づく体験が重なったので、自分の振る舞いも意外なほど変わるよな、という実感が、答えにくくさせているのかもしれない。