あ、また1日すっ飛ばした
解約の手続きを面倒がって放置している固定電話に、選挙調査センター（おそらく）から電話がかかってきた。簡単なアンケートをお願いします、という依頼内容だったのだけど、電話番号が 050***… だったので、受話器を取らずに放っておいたら留守電に切り替わって音声が勝手に流れてきたのだ。
そしたらこっちの電話で留守電の応答メッセージ（電話機のデフォルト音声）が始まった。向こうでは調査依頼の自動音声、こっちからは留守電の自動音声。お互いが全く相手に構わずにプログラミングされた内容をまくしたてている。語調が乱れることもなく、でも譲ることもなく。圧巻というかなんというか。でも生きた人間でも、おばさま同士の会話ってちょっとこれに近いものもあるなと思ったり（関西だけ？）。もう少し取り繕いが入るけど。
どうなるのかなと思って聞いていたら、こっちの電話でメッセージの録音を知らせるピーッという電子音が鳴ったのを合図に、向こうも喋らなくなった。そういうプログラミングがされているのかな。
なんだか、人間の生活の営みとは全く違う世界の一場面を見た気分。これも世界線のひとつなんだろうか。