The last stage of ink

先日の北斎ブルー、インク残量が大分少なくなってから尽きるまでの執念の軌跡。線の書き出しが高確率でスキップするので、それがストレスすぎて字はまともに書けないのだが、洗うにはインクが残りすぎている……というジレンマ。そう、私はインクを捨てられないのである

5mm方眼を市松模様に塗りつぶすの図

Pen and message. のスタッフK女史曰く「高級万年筆ほどインクが急になくなる」との話だが、インクを捨てられない身としては、名残惜しげにインクが出続けるより、スパッと書けなくなってくれた方が助かる(インクを使い切るまで書くことを探すあの時間の不毛さといったら)

無理に使い切らなくても、まともに書けない量になったと判断した時点でザブザブ洗えばいい話なのだが、どうもそれが後ろめたくて(インクに申し訳ない気がして)できないんだよなあ。気の持ちようの問題か。