「名称のWeb検索(≒Google検索)しやすさ」をググラビリティというらしい。例を挙げれば、夏目漱石の『吾輩は猫である』はググラビリティが高く(名前を入れればそのまま作品が特定される)、『こころ』や『道草』は作品名だけではググラビリティが低いと言える。『こころ』は、発表当時は『心』と漢字で記載されていたから、なおさら検索結果の件数は増えていたであろう。まあ、Google登場の前に確固たる知名度を築いた作品だから、検索結果に一喜一憂する必要はないけれども。
この日記しかり、よそから一切リンクのないWebページはもしかして検索エンジンのクロール対象にならないのかもしれないな?とか思った次第。最初からGoogle八分なわけである。秒速で情報が拡散するこのネット世界で、珍妙なかくれんぼをしている気分。いや、探す人がいないだけだけど。