意味が重い。続けることも、査定や評価も、家族も、命も、そこに意味が絡んだ途端に重くなり、力加減を間違うと、その重さに殺される。
現代は意味が溢れている。真正面から見つめたら取り込まれるから、適当にはぐらかして、目をそらして、背負えそうな分だけしぶしぶ引き受けるふりをする。疲れたら逃げる。
それでいいんだよな、と、書きながら自分を落ち着ける。
そうか、自分自身に意味があってほしいと、それだけ強く望んでいるんだな。自分の存在に意味がないことに怯えているんだ。意味を大きく捉えすぎているんだぞ。意味要注意。