My potential perpetratorship

長所と短所がコインの表裏であるように、美徳もその美徳が暴力に転ずることってあるよな……なんてことを時折考えるのだが、私が自分の能力のうち、ただ事態を好転させるためだけに使っていたと信じて疑わなかったものが、それを行使すればするほど相手を威圧していたのかもしれない……と気づかざるを得ない出来事があって、愕然。

(漠然としすぎてなんのこっちゃですな)

(まあ要するに、善意でしていたつもりの行為が、相手にとっては迷惑だったという話)

(簡単なことをややこしく説明する迷人やな)(いまふと気になって調べたら、仏語では迷人とは迷いの只中にいる凡人のことを指すらしい。まあそっちの意味でも合っている)

自分の正義で他人を断じる危うさは SNS のやりとりなんかでよく指摘されることだけど、まさか自分に当てはまるとは思ってなかったよ。正しいと思ってたことの基準が揺らぐ衝撃よ。遅すぎた感は否めないけど、それでも気づかなかったよりはマシ、と思おう。思いたい。