ずーーんと落ち込むことや、泣きたくなるようなことはなくならないけど、悲しいな、しんどいな、つらいな、ということをひとしきり噛みしめて、立ち直るのは早くなってきたような気がする。以前は日常の小さな失敗をずるずると数日引きずるようなこともザラだったけど(長いよ)、最近は数時間経てばわりと元気に動けることが増えてきてうれしい。
しかし、オプラ・ウィンフリーがスタンフォードのスピーチで、自分の手がける慈善活動で深刻な問題が発覚したとき、「30分とことん落ち込んで対処を考えた」と言っているのを聞いた衝撃よ。30分て。動かすものが大きい人はものすごい密度の濃い時間を過ごしているのだろうと驚愕したエピソード。ビヨンセも「今日のバスタイムの5分、久しぶりに寛げた」的なことを言っていたけど、セレブリティたるものの過酷さは想像を絶するのであった。