Phantom flavour

日常的に(マナーモードで)携帯電話の通知を気にしていると、何もないのに振動したように感じることがあって、それを phantom vibration syndrome(幻想振動症候群)と呼ぶそうだ。これを知ったとき、ああ分かる、と思ったのと同時に、きっちり名前がついていることに驚いた。つまりそれだけ市民権を得た感覚だと言える。

なんだかロマンチックな名前だなとも思った。多分に、phantom → オペラ座の怪人、の連想であろう。単純が過ぎる。

本題は携帯電話でなくて、注いでから少し時間の経ったグラスの水を口に含んだら、なぜかほんのりブラックニッカの味がした、という話。しかもこの一文でおしまい。オチも広がりもなし。

夏になると、夜、ウヰスキーの C.C.レモン割りが飲みたくなる。