Towards the rewards

このタイトルを考えついてちょっとうれしい。

自分のために始めたことのはずなのに、ついご褒美が欲しくなってしまうという話。ストレッチや筋トレを続けるモチベーションについて考えているとこの問題に行き当たる。ヒイヒイ言いながら汗を流して、体になんの変化も見えないとどうしても虚しくなってしまう浅ましさ。さりとてそれを慰めようと、体を動かしたことを免罪符にしてスナックやジュースを摂ったんじゃいつまで経っても振り出しだしな。

体を動かしているその瞬間の気持ちよさにフォーカスするしかないんだろう。惰性でやらないこと、飽きそうになったらちょっとメニューを変えること。一緒に挑戦する仲間がいたら格段に続けやすくなる、というのは分かる気がする。

変化とか学習っていうのは往々にして、立ち上がりがものすごく遅く、横這いなんだよね。大きな変化ほど、その単調さと先の見えなさに辛抱する時間が長くなる気がする。富士山の裾野が遠大なように。わかっちゃいるけど、そこを持ちこたえるのが至難の業だと嘆きたくなる残暑の秋。